<div> &nbsp;さて、今回、皆様にご紹介する商品ですが、今や、幻となってしまった、ブラジルのミナスジェライス州ノバエラで、２０年ほど前に採掘されたエメラルドです。その中の上位ランクに属します。「色」も「輝き」も、素晴らしいルースです。「内部」も、エメラルドにしては、かなり綺麗です。昔、エメラルドの師匠筋の方（パライバの師匠でもあったのですが・・・・・）から、「エメラルドは、コロンビア産のミドルクラスを買うよりも、ノバエラ産のトップクラスを買う方が、絶対に賢い・・・」と教わりましたが、まさに、その通りだと思います。１０年、２０年と経験を積むにしたがって、その意味がよく分かりました。 </div> <div> &nbsp;コロンビア産の場合、デパートや小売店の店頭に並んでいる時は、とても綺麗に見えるのですが、数年たつと、オイルが抜けてしまったり、あるいは、樹脂が白濁化して、見るも無残な姿に変化してしまうのです。店頭で綺麗に見えるのは、オイルを浸み込ませたばかりの石だからです。あるいは、プラスチックの様な樹脂を含浸しているからです。どちらも、見た目をよくする為の「お化粧」です。いや、「お化粧」どころではありません。「ヒアルロン酸の注入」と言った方が的を射ています。オイルや樹脂を石の内部にギュギュギュギュと押し込むわけですから・・・・・（笑）。 </div> <div> &nbsp;ところが、ノバエラ産のエメラルド原石は、コロンビア産のエメラルド原石のような「インクルージョン」や「ひび割れ」が極めて少ない為、オイルや樹脂でお化粧をする必要がほとんどないのです。もちろん、ノバエラ産のエメラルドも、研磨する時には、オイルを使いますので、少しはオイルがついてしまうのですが、一般的なコロンビア産（トップランクを除くコロンビア産）のように、べったりと、表面にも内部にもオイルを使うという事はしないのです。そんなわけで、ノバエラ産の当商品は、現状の美しさを半永久的にキープできるというメリットがあります。これは、一般的なコロンビア産にはない、大きな長所なのです。 </div> <div> &nbsp;ロシア産やアフガニスタン産のエメラルドも綺麗で魅力的ですが、オイルをほぼ使っていないルースで、「１．２８ct」もございますと、恐ろしい金額になります。１００万円では無理です。２００～３００万円は、少なくともかかります。「一般の方には、あまり現実的ではない・・・」というのが、お分かり頂けると思います。 </div> <div> &nbsp;一級品のエメラルドをまだお持ちでなければ、ぜひ、お勧め致したい商品です。マッサ太郎が、自信をもって、お勧め申し上げます。エメラルドの購入は、ものすごく難しいんですよ・・・・・（笑）。ぜひ、お任せを。 </div>