&nbsp;いやはや、驚きました。何気なく、画面の広告欄を見ていたら、「ウィルソンのギャラクシー（１９８５年前後、９８０００円）」が、送料込みで、な、な、なんと、７０００円ほどにて出品されているではないですか・・・・・（笑）。しかも、大手、ラケット販売会社の「テニスサポート何とかさん」からの出品です。私は、目を疑いました・・・・・（驚）。 <div> &nbsp;「ウィルソンのギャラクシー」と言えば、１万円の実質的価値が、今の３倍ぐらいあった時代に、定価９８０００円で販売されていたテニスラケットだったからです。今なら、３０万円ほどの実質的価値があるんじゃないでしょうか？これは、３万円前後の量産型グラファイトラケットのように、ガーゼ状のグラファイト繊維を芯に張り付けた安物ではなく、糸状のグラファイト繊維（長繊維）を、まるで男女が足をからめるように編み上げた高級ラケットです。レギュラーサイズのウルトラと同じ作り方です。 </div> <div> &nbsp;ちなみに、あの頃、ウィルソンで２番目に高額だったのは、レギュラーサイズのウルトラで６８０００円（セミラージのウルトラ２も、確か、６８０００円だったと思います・・・・・）、そして、３番目が晩年にコナーズやエバートも使っていたケブラー混在のプロスタッフ６００００円、４番目が、シャフトが独特な形状をしていたジャべリン４８０００円だったと記憶しております。 </div> <div> &nbsp;しかし、それにいたしましても、どうして７０００円（送料を除けば、実質５０００円ぐらい）だったのか…‥、おそらく大手のテニスラケット販売店さんのスタッフも、ギャラクシーのことをご存じなかったんじゃないかと思います。当時、一般的なラケット店には置いていませんでしたし、また、今現在、インターネットで調べても、情報が出てきません。おそらく、知っているのは、５５歳以上で、なおかつ、テニスラケットマニア（テニスマニアではなく、テニスラケットマニア）だけだろうと思います。スマッシュか、テニスマガジンか、どちらかは忘れましたが、テニスラケットなどを特集した特別バージョンの回があって、そういうところに小さく紹介されていたと記憶しています。大昔のことですので、自信はないですが・・・・・（笑）。有名選手では、ジーナ・ガリクソンという黒人の女性選手が、一時期使っていましたが、すぐに白色の別のラケットに代えてしまった事も、日本であまり認知されなかった事に影響していると思います。 </div> <div> &nbsp;当時、高級ラケットの証は、宇宙ロケットにも使用される「ボロン（ケブラーより、さらに高級）」や「ケブラー」を含むか否かが一つの基準でしたが、もちろん、このラケットにも、レギュラーサイズのウルトラと同じく、「ボロン」が使われております。 </div> <div> &nbsp;さて、いくらで売ろうかなあ・・・・・と悩みましたが、ウルトラ（ごとき）でさえ、１０万円を超えるような価格で取引されているわけですから、その２倍の「２２００００円」で出品させて頂く事にしました。別に、これが売れなくても、痛くもかゆくもありません。むしろ、自分が所有していられるので、嬉しいぐらいです。 </div> <div> &nbsp;ところで、レギュラーサイズのウルトラは、市場に数がたくさんございます。まあ、たくさんというのは大袈裟ですが、１０本ぐらいはあるでしょう。しかし、ギャラクシーは、現在、皆無だと思います。そして、今後も出てくる事はないでしょう。真の歴代ナンバーワンラケット「ギャラクシー（Willson)」で、春の陽気の中、ボールを弾ませてみませんか？心も弾むこと、間違いないと思います。 </div> <div> &nbsp; </div> <div> ＊当方は、宝石の出品が専門ですので、ついでに、「出品している宝石」もご覧頂けましたら、幸いでございます。「商品説明文が面白い」と、ご好評を頂いております。お暇つぶしに、ぜひ・・・・・（笑）。ちなみに、安倍元総理をやった「必殺仕事人」は、な、な、なんと、昔の教え子「Yガミ君」でした。詳しくは、「出品している宝石」の商品説明文の中にございます。さあ、助走をつけて、ジャンプ・・・・・（笑）。 </div> <div> ＊多少傷あり、L５、約１００平方インチ、２７．２５インチ </div> <div> &nbsp;&nbsp;&nbsp;（これは、私にとっての出品者から伝えられた情報ですが、実際には、新品に近い感じがしました） </div>