◆◇ 和竿 へら『魚酔』 脇名《闇がらす》 十三尺五寸 『高野竹』芽無し ◇◆ <br> <br> <br> <br>現在、へら和竿師の中でも五指に入る実力者である <br>『瑞雲』さん！　 <br> <br>のお父さまが『魚酔』さんです。　へら和竿師では短物から中長を得意とされる方、中長から長物を得意とされる方が居られますが、『魚酔』さんは短物から長物、軟硬幅広く、縦横無尽のお竿作りをされる和竿師さんでした。 <br> <br>私自身、色々なサイズのお竿を使わさせて頂きました。特に長物をいく振りも使わさせて頂いておりました。　例えば１７尺でも重く無く、『合わせ外れ(喰いバラシ)』や『カラツン』もありません、本当に使い良いお竿です♪ <br> <br>そんな『魚酔』さんとは『隠れ谷池』でお逢いさせて頂き、昵懇にさせて頂て、そして私の釣り方を観て頂いた上でお竿に竿掛け玉の柄を作って頂いたのが始まりです♪ <br> <br> <br>造詣が深く、面白くて、的確なアドバイスを幾度も頂きました。 <br> <br> <br>ある時、 <br>『大介をためれる竿をお願いしたいのですが、』と、お願いさせて居た時に『難儀な注文やね、』と、 <br> <br> <br> <br>それより数年後、 <br>お電話を頂戴して『隠れ谷池』へ、 <br> <br>グレーの竿袋に入ったお竿を渡して下さいました。 <br>蝶々結びで口紐が結われて、何時もそうですが、どのお竿も解く瞬間ほど緊張することはありません(汗) <br> <br>先ずは出して観て、 <br>少し濃い目に上朱合漆で摺漆をされ、それが良い感じなんです♪ <br>特に銅漆に使う漆には『肌質』を出すか、出さないか、和竿師さんそれぞれの考えやその時々の想いがあると言えると思います。 <br> <br> <br>《銅塗りに使われる漆》 <br>《薄目》 <br>〈生漆(きうるし)」〉 <br>生正味(きじょうみ)、伊勢早(いせはや)、赤目(あかめ)等々、 <br>《濃い目》 <br>〈透漆(すきうるし)〉 <br>上朱合い(じょうしゅあい)、塗立て梨地(ぬりたてなしじ)等々、 <br> <br>※ あくまでも一例を挙げさせて頂きました。 <br> <br> <br> <br>口巻き上塗りは黒漆の重ね塗り、そして込栓を抜いて継いで行くと、 <br>調子は7：３より本調子に近く、穂先は大型でも問題無い様に『４本合わせ穂』です。 <br> <br>大介なら胴に乗ってためれる理想的な塩梅、さすがです！ <br> <br> <br>そこまで来てでようやく気が付いたことが、 <br>材料が『竹』ですので『節』があります。当然ですが、 <br>ですが！『芽』がありません！　 <br> <br>あれッ？と、思いながら <br>全ての節を再確認しましたが『芽無し』ですよ！ <br>先輩諸氏の皆さまならこれがどれほど困難かお分かり頂けると、 <br> <br>『全て矢竹や高野竹の方が合わせやすいのでは？』 <br>それは釣りへら和竿を知らない方の言い分です。どんな良い一級『高野竹』でも『矢竹』でも、芽が一つも無いものは何万本に一本あるかどうかです♪ <br> <br> <br>さらに、観ると『高野竹』なんです！！ <br>しかも極太の素性のいい『紋』と『滲み』が所々出ていて、極上の素材です♪ <br> <br> <br>お隣りには『魚酔』さんが笑顔で『ハハハ、』 <br>笑いを堪えておいでだった様で、したり顔の満面の笑みでした♪ <br> <br>『難儀したけんど、』 <br>『そうよ、ええやろ！素材は『高野竹」の『芽無し』よ！(笑)』 <br> <br> <br>『魚酔』さん曰く『解らんかったらそれまで、』と、 <br>なので竿袋には書いてありません。 <br>(その竿袋も経年劣化もあり、汚れ、シミがあります事、ご了承下さい。) <br> <br> <br>さっそく、仕掛けを作り、 <br>グルテンの底打ちで尺を数枚立て続けに上げましたが、面白い！ <br>合わせて乗せた瞬間から、へら独特のいやいやと云う首振りのグ、 <br> <br>グ、クククク......の引きが穂先から節へ伝わり増幅されて、『穂持ち』へ伝わり『穂持ち下』で更に増幅！　『高野竹』独特の感触が、 <br> <br>そして、握る手元に伝わる、 <br> <br>なんとも言えない気持ちの良さは鳥肌が立ちました！ <br>最高でした♪ 後に２回使っております♪ <br> <br> <br> <br>癖も出ず、銅塗りも問題無く、もちろん口割れや欠けもありません。 <br>ただ一点、写真７を参照下さい、元上(４番)の込み上の節下に『爪痕』の様な横傷(幅 約 3.2mm)があります。多分、銅漆の飛びだけだと思います。持病で釣りに行けずに竿を継いでは眺めておりましたもので、 <br>傷を付けたものと思われます。すいません、 <br> <br>使って頂いて行くと癖が出て来たり、穂先を折ったりされた時に併せて修理されれば良いと思います。 <br> <br> <br> <br>色々と描き連ねましたが、 <br>もう、こんな素晴らしい和竿を手にする事は無いでしょう。 <br> <br> <br> <br>《私事、持病の悪化でこれまで求めて来ました釣り道具を手放してまいりました。が、『マシになったら行こう(釣りに)』と、手元へおいて置いたお品です。しかしながらその想いも更なる増悪化により、もはや無理となりました。 <br> <br>このまま私の手元で朽ちるより、使って頂けます方がおられましたら竿達も喜んでくれると思いです。宜しくお願い致します。》 <br>《多少の傷が有るかも知れませんが、手持ちの『和竿 へら』では最上級に位置するお品です♪》 <br> <br> <br> <br> <br> <br>《サイズ》 <br>全　長　　十三尺五寸　(約 4m5cm) <br>節　数　　三節 <br>仕舞い　　　 <br>寸法　　　　三寸六分　(約 92.7cm) <br>継ぎ数　　五本、 <br> <br>元径(握り上) 約 11.8mm <br>元径(口巻き下)約 11.8mm <br> <br>穂先径(元太) 約 4.2mm <br>穂先径(先細) 約 1.2mm <br> <br>重　さ　ー　g <br> <br>※ 測りが無いので重さが判りません、 <br>申し訳ありません。 <br> <br>※ 込み、竿袋はオリジナルですが、経年劣化もあり、袋には汚れやシミがあります事、ご了承下さい。 <br> <br> <br> <br>★◆ 必ずお読み下さい◆★ <br>◆ ご落札頂きました後、１日以内にはご連絡をお願い致します。ご連絡より２４時間以内にはお振込みをお願い致します。また、お申出頂きましたお届け先へお送りさせて頂き、お届け出来ましたら、必ずその日の内に『受け取り連絡』のクリックをお願い致します。それが無理な方のご入札はご遠慮願います。 <br> <br>◆ 入札に対する注意事項 <br>★ ヤフオクで初めて入札されます方々へ <br>(ヤフオクのシステムを理解されておられない評価０〜１０の方々) <br>　入札されます前に必ず『質問欄』より入札の想いをお書き下さい。 <br>お書き頂けずに入札されました場合には『削除』させて頂くと同時に『ブラック・リスト』へ登録させて頂きます、ご了承下さいませ。 <br>(ご落札頂きましても連絡も頂けない方が多いので自衛の為です。) <br>★ 評価「悪い」「非常に悪い」が多い方々へ <br>(例え、上記評価が0.５でも１年以内の『コメントを参考』にしております。) <br>　原則的に入札はご遠慮願います。但し、どうしても入札をご希望の場合には『質問欄』より入札の想いをお書き下さい。お書き頂ければ入札を出来る手続きをさせて頂きます。お書き頂けずに入札されますと『削除』させて頂くと同時に『ブラック・リスト』へ登録と『非常に悪い』の評価が付いてしまいますのでご了承下さいませ。 <br> <br>◆ お届けは『匿名　ゆうパック１４０サイズ』にて予定しております。 <br>お振込みを確認後、２〜３日以内の午後から郵便支局からお送りさせて頂きますが、お振込み確認が金曜日又、祝日前日の場合には翌週、月曜、火曜日の午後から又、祝日明けの平日にお送りさせて頂ければ幸いです。 <br>(土日曜、祝日でも本局は営業しておりますが、自宅よりバスを乗り継ぎ片道２０数分掛かってしまいます。ので、出来ましたら平日でお願い致します。※ 出来る限り本局まで行きお出しさせて頂きますが、出来えればです♪) <br> <br>◆ 逸品！絶品！イチオシ品！私の想いのお品です♪ <br>ので、返品、返金、キャンセル、罵詈雑言、等々お受け出来ません！ <br>お品を観ながら、写真を撮って、想いを伝えるために言葉を打ちました。出来る限り詳しく載せたつもりですが抜けがあると思います。 <br>疑問点は『質問欄』にお書き下さい。仕事の関で直ぐのご返信は無理ですが、必ず返信させて頂きます。但し、〆切ギリギリのご質問や関係性の無いご質問等にはお応え出来かねますので、宜しくお願いいたします。 <br> <br> <br> <br> <br>★ 最後までご覧頂き、有難う御座います。★