<div> 露MELODIYA&nbsp;D2946-7&nbsp;サモスード指揮、モスクワ放送交響管・合唱団、コズロフスキー(t)、シュムスカヤ(s)の演奏で、ワーグナー『ローエングリン』抜粋。1949年録音。フラット・レニングラード・オリジナル。 </div> <div> 『ローエングリン』の全曲盤の初録音は驚くべきことにどうやらこれのようですね(発売日はヨッフム盤に少し遅れる)。本録音がSP盤で出ていたかは不明ですが、LPはこの抜粋盤がまず発売され、少し後に全曲盤が出されたようです。1884年生まれの古き名指揮者のサモスードの魔法の響き。月光のように冷たく透き通るひかりのなかで愛をふんだんに含んだ豊穣なる世界が作られる。この空間には音楽がたっぷりと含まれていて飽和しそうです。コズロフスキーは1900年生まれのロシア最高峰のテノール。この英雄的な歌唱には全く文句のつけようがありません。柔らかく、甘やかで、品位があって。人間味あふれているのに時に天翔るように舞い上がる。ロシア語歌唱なんて全く気にならない完成度です。ソプラノのシュムスカヤは1905年生まれ。一生懸命に歌っておりその切迫感とドラマ性は実に聞かせます。しかし本盤の音楽性の高みはやはりサモスードとコズロフスキーによるものですね。感動的です。MELODIYA2000番代ですが普通のMONO針で問題なく再生できました。 </div> <div> <br> </div> <div> 盤質：盤面浅傷少々くらいで良い状態。チリパチ少々くらいで溝状態良く、きわめて良好。 </div> <div> ジャケ：無地ジャケ。 </div> <div> <br> </div> <div> 【盤質評価】全面視聴してから出品しています。区分は以下のものを採用しておりますが、必要に応じて詳しく説明するようにしています。 </div> <div> 美品(Ｍ)：新品並みの状態。 </div> <div> ほとんど美品(ＮＭ)：極浅い擦れや軽微な傷。 </div> <div> きわめて良好(ＥＸ)：年相応の擦れや浅傷。ひどいものはなし。 </div> <div> 良好(ＶＧ)：擦れや傷などが目立つ。＊音溝が活きてなければ出しません。 </div> <div> <br> </div> <div> ■丁寧に梱包して送ります。またトラブルなどには誠実に対処いたしますのでよろしくお願いいたします。 </div>