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<b><span>日<span>RCA </span>米<span>orig.</span>盤を凌駕する超高音質<span>! </span>オーマンディ<span>/</span>フィラデルフィア<span>O </span>中国公演 ピアノ協奏曲「黄河」最も美しく感動的な曲に震える<span></span></span></b>
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<span><span> </span></span>
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<span>日<span>RCA <span> </span>SRA2923<span> </span>STEREO<span> </span>1LP</span></span>
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<b><span>中央楽団集団:ピアノ協奏曲「黄河」<span></span></span></b>
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<b><span>中国民謡「労農行進曲」<span></span></span></b>
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<b><span>スーザ:星条旗よ永遠なれ<span></span></span></b>
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<b><span>レスピーギ:「ローマの松」</span></b>
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<span> </span>
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<span>ダニエル・エプスタイン(ピアノ)</span>
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<span>ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団</span>
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<span>(録音:1974年)</span>
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<span>これは今や知る人ぞ知るオーディオファイル・レコードです。<span></span></span>
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<span> </span>
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<span>1972</span>
<span>年、ニクソンの中国訪問、毛沢東との会談という歴史的な出来事が起こり、米中関係は大きな転機を迎えました。その中の文化交流のひとつとして<span>1973</span>年<span>9</span>月に</span>
<span>オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団</span>
<span>が中国を訪れ、北京と上海で演奏会を行うという歴史的イベントが開かれました。</span>
<span></span>
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<span>ここに出品するのはその遠征公演を記念して帰国後<span>RCA</span>によって米国で録音されたアルバムで、中国での公演曲目であった中国と西洋の音楽<span>4</span>曲が収められました。<span></span></span>
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<span>このアルバムの目玉は言うまでもなく、<span>A</span>面第<span>1</span>曲のピアノ協奏曲「黄河」です。<span></span></span>
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<span>この曲は中央楽団集団という中国の音楽家数人による恊作で、次の<span>4</span>つの楽章によって構成されています。<span></span></span>
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<span>第<span>1</span>楽章「黄河の船歌」<span></span></span>
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<span>第<span>2</span>楽章「黄河を讃える」<span></span></span>
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<span>第<span>3</span>楽章「黄河の怒り」<span></span></span>
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<span>第<span>4</span>楽章「黄河を守れ」<span></span></span>
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<span>この楽章表題を見ただけで、毛沢東指導のもとで共産主義<span>100%</span>であった中国の国情を反映して政治的色が濃くついていることがわかりますが、音楽的には決してそのようなことはありませんので、今日この音楽を聴く時にはこの表題は完全に無視して聴くのが正しい聴き方です。<span></span></span>
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<u><span>それにしてもこの曲はなんと素晴らしい曲なのでしょう!<span></span></span></u>
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<span>一般大衆にもなじみやすいように明快な曲想で書かれた曲ですが、その中には西洋音楽として存在し得るあらゆる要素が詰まっており、聴く者はたちまちその魅力に引き込まれます。<span></span></span>
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<span>第<span>1</span>楽章は自然の激しさを思わせるような冒頭の後ピアノが主題を奏し、その後中国的な曲想を交えて展開するのですが、これがなかなかの聴きもので、西洋的なピアノパートと琵琶も加えた中国的な音楽の融合は見事です。そしてそれに続く第<span>2</span>楽章がこの曲最高の効かせどころと言ってよいでしょう。曲はチェロとコントラバスによる美しい「黄河を讃える」のテーマで始まりますが、この優しさと美しさは一瞬にして聴く者の琴線に響きます。その後ピアノと弦楽器群によってこのテーマが壮大な音楽に発展してゆきますが、その見事な曲とそれを最高度にまで表現する</span>
<span>フィラデルフィア管弦楽団のうまさによって胸がいっぱいになるほどの感動を与えます。特に冒頭のチェロ、バスの斉奏の美しさはフィラデルフィア管弦楽団でなくては出せなかっただろうと思います。第3楽章(</span>
<span>「黄河の怒り」という表題は忘れてください)も前楽章に続く美しさに始まり、次第に盛り上がりを増して大きな大河が流れるような壮大な前奏で感動的に締めくくられます。第<span>4</span>楽章は当時中国の第<span>2</span>の国歌とも言われた「東方紅」を主題とした変奏曲的な壮大なピアノ協奏曲としてどこまでも感動的な盛り上がりを見せてフィナーレに向かいます。<span></span></span>
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<span>とにかく素晴らしい曲です。数百年の歴史を経て発展してきた西欧のクラシック音楽と比べて「これは単純すぎる」などというのは、全くの間違いです。理屈を考えずに、ひたすらその音楽に耳を傾けてください。「ああ、よい音楽を聴けてよかった。クラシックに大好きな曲が一曲増えて得をした。」と思うこと請け合いです。<span></span></span>
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<span>この曲がこれほど完璧で感動的な演奏として実現されたのは、第一に「黄河」という音楽自体が非常に良く作曲された曲であったこと、そしてオーマンディが中国的な音楽を見事に理解して西洋と中国の良い所の見事な融合としての音楽を作り上げたこと、</span>
<span>フィラデルフィア管弦楽団のうまさ、そして当時弱冠27歳であったピアニスト、</span>
<span>ダニエル・エプスタインの天才的な名演奏のすべてが一つの大きな音楽として結実した結果なのです。</span>
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<span>この曲はその後何度も中国を中心として録音もされていますが、私はこのオーマンディ盤で打ち止めだと思っています。</span>
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<span>さて、その「黄河」の後には国際親善演奏会のセレモニーとしての両国の(準)国歌が演奏されます。中国側へはやはり第2の国歌と言われた</span>
<span>中国民謡「労農行進曲」、そしてアメリカ側にはとスーザ星の「条旗よ永遠なれ」が演奏されます。<span></span></span>
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<span>「条旗よ永遠なれ」の録音は星の数ほどありますが、このレコードの演奏は格別です。米国への</span>
<span>誇りに満ちたフィラデルフィア管弦楽団の全メンバーが胸を張って全力で奏するその演奏はかつて聴いたことがないほどの活気と迫力に満ちています。私は</span>
<span>「条旗よ永遠なれ」もこのレコードの演奏が史上最高のものだと思います。<span></span></span>
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<a href="javascript:void(0);"><span>ここに出品するのは、日本<span>RCA</span>かた発売された盤です。<span></span></span></a>
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<b><span>そ<u>してそのレコードが素晴らしいのです。<span></span></u></span></b>
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<b><u><span>ここ日本<span>RCA</span>のレコードは発売当時からその超高音質で知られたオーディオファイルレコードとして有名なもので、実は米国初出の米<span>RCA</span>のオリジナル盤よりずっと良い音がするのです。</span></u></b>
<span>前述の「黄河」の感動的は日本盤の音によってのみ感じられるものなのです。「まさかレコードの違いだけでそのような感動に差が出るものか」思われるかもしれませんが、これは本当です。<span>60</span>年前の発売時にすでにそれを聴き分けていた日本のレコード愛好家の耳は確かでした。<span></span></span>
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<span>本品はすばらしい極美品です。<span></span></span>
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<span>レコードはレーベル上のスピンドル跡もなく、盤面には使用した形跡が皆無のぴかぴかつるつるの新品同様極美盤です。検聴では<span>B</span>面中ほどにある製造時の小さな凸でポツが<span>6</span>回出ただけで、後はノイズ完全皆の特級コンディションでした。世界最高峰の秘術を誇った日本ビクターのプレスによる盤は、<span>SN</span>も音質もこれ以上ないというほどの品質を持っています。<span></span></span>
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<span>私が<span>60</span>年近く暗所でじっと保存してきた品で、ジャケットも素晴らしい超美品です。<span></span></span>
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<span>唯一、帯の裏に薄い点シミがひとつ出ており(帯裏はなぜかシミが発生する部位なのです)、それがジャケット見開き内にも極薄くですが移っています。(一つだけです。)<span></span></span>
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<span>米中間の歴史的な文化交流の一瞬に生まれた歴史的音楽遺産を、<span>60</span>年後の今、唯一その感動を完璧に伝えることのできる<span>60</span>年前の日本のオーディオファイル盤で聴いてみてください。必ず感動します。私の超推薦盤です。<span></span></span>
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<span>重量:<span>365g (</span>これに梱包材重量を足した総重量が送料の対象となります。<span>)</span></span>
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<span>安心してお求めいただける良質の品物の提供を第一に考えて出品しております。<span></span></span>
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<span>音楽鑑賞に差し支えるような瑕疵のあるレコードは最初から出品しないようにしておりますが、レア盤などで瑕疵の存在にもかかわらず出品意義があるような場合には、その状態を明記して出品しています。<span></span></span>
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<span>ノイズや盤の状態に関しては、検聴を行った盤に関してのみ気が付いた点を書くようにしていますが、それらは再生装置によって出方が違い、その感じ方は主観的なものですので聴き手によって違います。またすべてのノイズを聴き取ることも書くこともできず、聴き逃しもあるかもしれません。<u>コンディションの説明はあくまで大体の目安とお考えください</u>。(レコード特有の散発ノイズや盤質雑音などに関しては特に書きません。)<span></span></span>
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<span>いかにきれいな品であっても中古<span>LP</span>は中古<span>LP</span>で、<span>50-60</span>年前の古い品も多くあります。<span></span></span>
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<span>レコードにはノイズがあるのは普通とお考えいただき、ノークレーム、返品なしという前提をご了承いただいた上での入札をお願いいたします。</span>
<a href="javascript:void(0);"><span>絶対にノイズのないような盤をお望みの方は入札をお控えください。</span></a>
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<span>(</span>
<span>なお、古いレコードはたとえ新品でも長い年月の間に材料内成分の析出などにより小さなピチプチ雑音が出ることがあります。レイカの「バランス・ウォッシャー」やディスク・ユニオンの「レコクリン」などでクリーニングすればこれらが取り除かれてより美しい音を楽しむことが出来ますのでお聴きになる前のクリーニングをおすすめします。また、当方ではモノ・レコードはモノ専用カートリッジで聴いております。モノ<span>LP</span>をステレオ・カートリッジで聴きますとモノ信号の再生に必要な水平方向の動き以外に垂直方向の動きも拾ってしまいますのでモノ・レコード本来の音が再生できないだけでなく、不要なノイズや雑音を拾うことにもなりますので、モノ・レコードはモノ専用カートリッジで再生されますことをお勧めします。)<span></span></span>
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<u><span>なお、当方で出品するレコードはほとんどすべてが空気の乾燥したドイツで使用、保存されてきた品ですので、特別な表記がない限りジャケットのカビ、シミ、カビ臭などは一切ありません。<span></span></span></u>
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<span>支払いは「ヤフーかんたん決済」となります。<span></span></span>
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<span>発送は標準が</span>
<span>ゆうパック(おてがる版)となります。</span>
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<span>LP</span>
<span>の場合、</span>
<span>80</span>
<span>サイズでの</span>
<span>発送となりますが、複数枚の品物をご落札頂いた場合でもある程度の</span>
<span>厚さまで同一料金で送れます。(それ以上になりますとその厚さによってサイズが変わり、料金が上がってゆきます。)複数落札の場合は必ずオークション終了後すべてのアイテムを「まとめて取引」にして取引を始めてください。そうでないとヤフオクのシステム上各商品に別々に送料がかかってしまいます。</span>
<span></span>
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<span>なお、保証はつきませんが、<u>軽い商品については全国均一料金で少し安く送れる定形外(規格外の料金が適用されます)での送付もお受けします。</u>なお定形外</span>
<span>郵便の</span>
<span>料金は商品の重量によって変わってきますので同梱の場合は、取引手続きに進む前に必ず料金をお問い合わせください。(一般的に<span>LP3</span>枚くらいまでは定形外がお得です。)</span>
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