マイルス・デイヴィス　／ ライヴ・アラウンド・ザ・ワールド <br> <br>Live Around the Worldは、マイルス・デイビスによるライブアルバムです。 <br>シングルCDには、1988年から1991年までのライブ録音が含まれています。 <br>アルバムは、ビルボードトップジャズアルバムチャートで第4位になりました。 <br> <br> <br>リリース：　1996年5月14日 <br>レーベル：　ワーナー・ブラザース・レコード <br>プロデューサー：　マイルス・デイヴィス <br>国(Country) ：　JPN <br>フォーマット ：　CD <br>規格番号 ：　WPCR-443 <br>ジャンル：　Jazz <br>スタイル：　Post Bop, Fusion, Future Jazz <br> <br>盤に微かに擦れがありますが、音には影響はありません。 <br> <br>【 収録曲 】 <br>A1 In A Silent Way 1:49 <br>A2 Intruder 4:52 <br>A3 New Blues 5:35 <br>B1 Human Nature 12:48 <br>B2 Mr. Pastorius 3:32 <br>C1 Amandla 5:52 <br>C2 Wrinkle 7:17 <br>C3 Tutu 8:53 <br>D1 Full Nelson 2:48 <br>D2 Time After Time 9:56 <br>D3 Hannibal 7:22 <br> <br> <br>【 メジャーレビュー 】 <br>マイルスが亡くなって5年ほどしてから発表されたアルバムです。 <br>タイトルの通り、アメリカのロス・ニューヨーク・ハリウッド、スイスのモントルー、日本の大阪までと、様々な場所のライブを集めて一枚の音源として発表したものです。 <br> <br>マイルスの晩年の音が、とても近代的かつ洗練されたサウンドで、現代のサウンドに慣れている耳でも、全く古さを感じさせないからです。 <br>言い換えれば必ずしもJAZZとは言い切れない、フュージョン的、ロック的、 <br>そしてポップス的な、およそ音楽の全ての要素を盛り込んだ様なサウンド <br>だからなんですね。 <br>とにかく「JAZZ」という言葉から受ける、気難しさとか、理屈っぽさが、全く無いのです。 <br>もし、マイルス初めての方が、「こんな感じなら聴けるかもしれない？」という、「こんな感じ」が大事かなと思っております。 <br> <br>それと、もう一つ、このアルバムが聞きやすいのは、USチャートの常連だった、マイケル・ジャクソンの ‘’ HUMAN NATURE ‘’とシンディ・ローパーの名曲 <br> ‘’ TIME AFTER TIME ‘’がカヴァーされて収録されているからなんです。 <br>誰もが知っているメロディをマイルスがどう料理するのか？ <br> <br>ライブならではの緊張感や音の空間を肌で感じられる、このライブバージョンは、本当に素晴らしいですよ。 <br> <br> <br>【 パーソネル 】 <br>D-1:マイルス・デイヴィス（tp,keyboards）ケニー・ギャレット（as）アダム・ホルツマン, ロバート・アーヴィングⅢ世（keyboards）フォーリー・マクリアリー,ベニー・リートヴェルド（b）リッキー・ウェルマン　（ds）マリリン・マズール（perc） <br>録音： 1988年8月7日大阪万博公園「ライヴ・アンザー・ザ・スカイ」でのライヴ。 <br> <br>A-3:マイルス・デイヴィス（tp,keyboards）ケニー・ギャレット（as）アダム・ホルツマン, ロバート・アーヴィングⅢ世（keyboards）フォーリー・マクリアリー,ベニー・リートヴェルド（b）リッキー・ウェルマン　（ds）マリリン・マズール（perc） <br>録音：1988年8月14日ロサンゼルス「クリーク・シアター」でのライヴ <br> <br>B-1:マイルス・デイヴィス（tp,keyboards）ケニー・ギャレット（as）アダム・ホルツマン, ジョーイ・デフランセスコ（keyboards）フォーリー・マクリアリー,ベニー・リートヴェルド（b）リッキー・ウェルマン　（ds）マリリン・マズール（perc） <br>録音：1988年11月11日オーストリア・グラーツ、「リーベナウアー・アイシェイル」でのライヴ <br> <br>A-1,2:マイルス・デイヴィス（tp,keyboards-1）ケニー・ギャレット（as）アダム・ホルツマン, Joey DeFrancesco（keyboards）フォーリー・マクリアリー,ベニー・リートヴェルド（b）リッキー・ウェルマン　（ds）マリリン・マズール（perc） <br>録音：1988年12月17日ニューヨーク『インディゴ・ブルース・クラブ』でのライヴ <br> <br>B-2:マイルス・デイヴィス（tp）ケニー・ギャレット（as）フォーリー・マクリアリー（b）ケイ赤城, John Beasley（keyboards）ベニー・リートヴェルド（b）Munyungo Jackson（perc）リッキー・ウェルマン　（ds） <br>89年4月12日フランス、モンペリエ「ル・ゼニス・ドマイ・ド・グラモン」でのライヴ <br> <br>D-2:マイルス・デイヴィス（tp）ケニー・ギャレット（fl）アダム・ホルツマン, ケイ赤城（keyboards）フォーリー・マクリアリー,ベニー・リートヴェルド（b）リッキー・ウェルマン　（ds）ムニュンゴ・ジャクソン（perc） <br>1989年6月5日シカゴ「JVCジャズフェスティバル」シカゴ・シアターでのライヴ <br> <br>C-1:マイルス・デイヴィス（tp）Rick Margitza（ts）アダム・ホルツマン, ケイ赤城（keyboards）フォーリー・マクリアリー,ベニー・リートヴェルド（b）リッキー・ウェルマン　（ds）ムニュンゴ・ジャクソン （perc） <br>1989年7月26日イタリア・ローマ、「ザ・ステップス」パラゾ・デラ・ヴィータでのライヴ <br> <br>C-2,3:マイルス・デイヴィス（tp,keyboards）ケニー・ギャレット（as）ケイ赤城（keyboards）フォーリー・マクリアリー, リチャード・パターソン（b）リッキー・ウェルマン　（ds）イーリン・デイヴィス（el-perc） <br>録音：1990年7月20日、スイス・モントルー・ジャズ・フェスティバルでのライヴ <br> <br>D-3:マイルス・デイヴィス（tp）ケニー・ギャレット（as）デロン・ジョンソン（keyboards）フォーリー・マクリアリー、リチャード・パターソン（b）リッキー・ウェルマン　（ds） <br> 1991年7月21日フランス・アンデルノ・シャピトーでのライヴ <br> <br> <br> <br> <br> <br>