昭和レトロ・東芝製 高周波1段 マジックアイ付 ６球スーパーラジオ（7XA-20）整備済品の出品です <br> <br> 東芝製 高周波1段 マジックアイ付 ６球スーパーラジオ を整備、調整し感度よく受信します。 <br> <br> <br> 【このラジオの特徴】 <br> <br> * この東芝製高周波１段マジックアイ付６球スパーラジオは中型のサイズながら高周波１段付の受信部を具備し、通常の５球スーパー受信機に比べ高感度で放送を受信出来ます。即ち、放送局から離れた遠距離受信に威力を発揮する受信機です。一方、回路として2段整流回路の採用でハムを極力少なく抑え、一方キャビネットには巾木圧縮の天然木の板を使用して高質の音響箱を構成してハムの少ない迫力ある音作りを実現しています。外部入力端子（PU/ピックアップ端子）が古いねじ止め式の為、3,5mmステレオミニジャック（出る音はモノラールです）を追加しましたのでスマフォやＣＤプレイヤー等を接続して小型アンプとして迫力ある真空管特有の暖か味のある音をお楽しみ戴けます。尚、旧型のねじ止め式の外部接続端子はそのまま接続すれば使用出来ます。受信機本体正面の中央には透明のアクリル製の格子状のグリルを配置し、背面の黄金色に塗装された波型状のダイアル裏板はとても洒落たデザインで和洋どちらの部屋にもマッチしアンティークな置物としてお薦めです。 <br> <br> <br> 【整備内容と使用説明】 <br> <br> * 整備としては、キャビネット（木製の外箱）の塗装を隔離し欅色のウレタンニスを数回塗布して仕上げました。アクリル製の格子状のフロントグリルとダイアル板は特殊洗剤で汚れを落としコンパウンドで磨きオリジナルに近い状態に仕上げました。ダイアル板の波型状裏板のゴールド色は洗浄後、色褪せも殆ど見られないのでそのまま使用しました。 <br> <br> * シャーシ本体としては、若干錆が発生していたので主要部品を取外し錆落とし後、シルバー塗装しました。コンデンサー、傷みのある配線を全て取り外しペーパーコンデンサーはすべて新品のフィルムコンデンサー、セラミックコンデンサー等に交換、抵抗類は抵抗値を測定し誤差の大きいものは新品に交換しました。ブロックコンデンサーはまだ使用可能の状態でしたが新品のチュウブラコンに交換、ブロックコンはダミーで残しました。 <br> <br> * 真空管はすべてエミッション値を真空管試験器でチェックしてあります。周波数変換用の 6BE6 、高周波増幅用の 6BD6,検波、低周波増幅用の 6AV6 、低周波増幅用の 6AR5 の感度不足の為、全て未使用品に交換しました。 <br> <br> * 整流管に5MK9が使用されていましたが出力電圧が十分でない為、サンケン整流用シリコン ダイオード（800V/1,5A）を使用しました。尚、整流管 5MK9はダミーとして点灯付きで付けました。 <br> <br> * 4個のツマミは透明なアクリル製で、ツマミの中央部に円形のカバー（金色に塗装）が付けられていますが3個にそのカバーが外れて無い状態なので残り1個のカバーを外し茶色のスプレー塗装してあります。従ってツマミはオリジナル通りではありません。 <br> <br> * 出力トランスの1次巻き線の断線の為、手持ちの中古品に交換しました。 <br> <br> * 音量調整用ボリュームの残留抵抗の為、音が絞り切れないので新品に交換しました。 <br> <br> * アンテナコイルの断線の為、手持ちの未使用品に交換しました。 <br> <br> * バリコン用のクッションゴム、フューズ、パイロットランプ、ダイアル糸、等の交換をしました。 <br> <br> * マジックアイの輝度低下が著しい為、新品の6E5G（両開き・他は６E5と同等品） に交換してあります。 <br> <br> * マジックアイの寿命を長く保つため、マジックアイ用のスナップ・スイッチを本体背面に取り付けてあります。チューニング後長い時間ラジオをお聞きになる時、又は外部入力でお使いの時は必ずこのスイッチを使用して下さい。 <br>本件、”注意事項”　に詳しく記載しましたので参照下さい。 <br> <br> * ＩＦＴ調整、トラッキング調整（単一調整）をして感度よく受信します。特に高周波１段付きの為、電波の弱い地域や遠距離受信には大変威力を発揮いたします。 <br> <br> * 使用真空管（MT管）６BD6,６BE6,６BD6,６AV6,６AR5, 6S5G, シリコンダイオード整流器の６球編成です。 <br> <br> * ピックアップ（ＰＵ）端子として3,5mm ステレオミニジャック（出る音はモノーラルです）を本体背面に取り付けてあります。２段平滑回路の使用でハムは殆んどなくスマフォ、ＣＤプレーヤー等に接続し真空管独特の温かみのある音をお楽しみ下さい。尚、旧型の端子はそのまま使用可能の状態です。 <br> <br> * ツマミは前面 下部に左右に2個ずつ計４個配置されています。 <br> <br> 　　　１）左側の左端のツマミは電源とラジオ受信と音質調整用です。時計方向に 電源ON、高音強調、中音、低音強調の順です。 <br> <br> 　　　２）左側2番目のツマミは音量調整用、PU用（外部入力）です。左一杯に回すとPUに切り替わります。PU使用時に受信音が入らない回路になっていますのでチューニングをずらせる必要はありません。また、外部入力の音量調整は外部機器側で行って下さい。 <br> <br> 　　　３）右側の右から2番目のツマミはチューナー用です。 <br> <br> 　　　4)1番右端のツマミは感度調整用です。2段切替で右に倒すと低感度になります。高周波付きの為、受信感度が高過ぎる場合使用して下さい。現在、左側（高感度）にしてあります。 * 受信状態は大変良好です。真空管ラジオはアンテナが必要です。アンテナ線として本体背面に青色のビニール電線を約４ｍお付けしました。室内一杯に伸ばして使用して下さい。さすがに高周波付受信機だけにとても感度よく大きな音で受信します。 <br>千葉市から約１５ｋｍの当地でＮＨＫ第一、第二放送等うるさい程でボリュームをほんの少し廻した状態で使用する程でした。 <br> <br> * 受信安定性　：　半日ほど受信を継続してみましたが異常なく安定して受信出来ました。 <br> <br> * 外形寸法　　横幅 : 52cm,　奥行き : ２2cm,　高さ : 30cm　(凡その寸法) 重量 : 約７kg　　家庭用ラジオとしては中型の部類に属します。中型ラジオとしては大変重いです。重厚なキャビネット、電源トランス が分厚く重量がある為です。重厚で落ち着いたデザインで和洋室の両方にマッチします。アンティークな置物としてもお奨めです。 <br> <br> <br> 【注意事項】 <br> <br> 1) マジックアイは緑色に発光する蛍光面の劣化が早い為、真空管自体は十分使用出来るにも拘わらずアイとしての寿命が来て使用不可となります。その為、同調時（チューニング）が終了後に長く使用する場合や、外部入力使用時は必ず発光を止める処置が賢明です。ラジオの設置場所もアイの面が直射日光の当たらない位置に設置して下さい。緑の蛍光膜は日光光線でも劣化が早まります。マジックアイは入手困難で高価な真空管です。大切にお使い下さい。 <br> <br> 2) アンティークラジオはアンテナ線が必要です。青色のアンテナ線を約４ｍ程お付けしてあります。受信状態は地域、設置場所によって異なります。高感度受信機ですのでアンテナなしでも十分な感度で受信しますがマジックアイが完全に閉じないのでアンテナ線は必ず室内に伸ばしてお使い下さい。 <br> <br> 3) 半世紀以上の製造品です。トランス類、真空管、スピーカー等、他の部品は当時の物です。現状の受信状態は将来の品質を保証するものではありません。その為、ジャンク品並みの価格で出品した次第です。 <br> <br> 4) 経年による汚れ、擦り傷、当たりキズ、色やけ、塗装むら等あります。神経質な方、美品や新品をお求めの方の入札はご遠慮下さい。 <br> <br> 5) 追加画像と説明を参考にされて、ノークレーム、ノーリターンでお願い致します。 <br> <br> 6) 悪い評価の多い方は評価内容に依って入札を取り消させて頂く場合があります。また、新規の方の入札は混乱を防ぐ意味で質問欄からお問い合わせください。ご理解の程よろしくお願い致します。 <br> <br> 7) 発送は ユーパック便 の着払いです。梱包後の重さ・1０kg 以内、サイズ　１２０です。 <br> <br> 8) 落札後、２４時間以内のご連絡無い場合、また連絡戴いた後、何の連絡なく３日以内にご入金の処置が無い場合、落札を取り消させて頂く場合があります。連絡や入金が遅れる場合は必ずご連絡下さい。落札を取り消された場合、ヤフオクから自動的に”非常に悪い”が付きますのでご理解下さい。 <br> <br> 9)商品が無事に到着しましたら”受取連絡”のクリックをお願い致します。 <br> <br> 10) 発送は入金確認後、１～２日後に発送致します。 <br> <br> <br> 追加画像でご確認下さい。 <br> <br> <center> <img src="https://okunomikata2.info/photos/data/1656213960_28599_1.jpg"> <br>塗装を離したキャビネットの画像 <br> <br> <img src="https://okunomikata2.info/photos/data/1656213960_28599_2.jpg"> <br>交換部品・出力トランス、ボリューム、コイル、真空管 <br> <br> <img src="https://okunomikata2.info/photos/data/1656213960_28599_3.jpg"> <br>本体底部の画像 <br> <br> <img src="https://okunomikata2.info/photos/data/1656213960_28599_4.jpg"> <br>調整中のシャーシ部の画像 <br> <br> <img src="https://okunomikata2.info/photos/data/1656213960_28599_5.jpg"> <br>シャーシ内部の画像 <br> <br> <img src="https://okunomikata2.info/photos/data/1656213960_28599_6.jpg"> <br>受信中の本体・各方向からの画像 <br> <br> <img src="https://okunomikata2.info/photos/data/1656213960_28599_7.jpg"> <br> <br> <table width="600" cellspacing="0" cellpadding="5" border="0"> <tbody> <tr> <td bgcolor="#F1F1F1"> <center> <font size="2" color="#888888">Auction Templates <a href="javascript:void(0);"><font color="#666666">オクのミカタ [ヤフオクの商品追加画像をカンタンに追加]</font></a>.</font> </center></td> </tr> </tbody> </table> <br> <br> </center>