<b>EMI国内盤、番号TOCE-8005。定価2,800円で国内発売された初期盤。</b>解説書の白地に少しヨゴレ、帯にテープを剥がした跡がありますことをご承知下さい。ディスク面は目立ったキズなく盤質良好です。 <font color="blue">現在このディスクは廃盤・品切れ中で、通常の入手は至難となっています。</font>貴重な品をお譲りします。 <p><b>　曲目：<br>　　　1.ショーソン/ヴァイオリン、ピアノ、弦楽四重奏のための協奏曲ニ長調op.21<br>　　　2.フォーレ/ピアノ四重奏曲第1番ハ短調op.15<br>　1.の独奏：オーギュスタン・デュメイ(vn)、ジャン=フィリップ・コラール(p)<br>　弦楽四重奏：ミュアー(ミュイール)弦楽四重奏団その他<br>　録音：1.が1985年10～11月、2.が1977年2月</b></p> <p>　19世紀フランスの作曲家ショーソンの、決して多くない作品の中でも、作曲の師フランクの循環形式を見事に自らのものとし、ヴァイオリンとピアノ独奏に弦楽四重奏が加わるという極めてユニークな編成を持つコンセール(ヴァイオリン、ピアノ、弦楽四重奏のための協奏曲)ニ長調op.21は、知る人ぞ知る名曲です。形式面でのユニークさのみならず、濃厚なロマンティシズムと世紀末のメランコリーとを多分に含んだ豊饒な響きの世界は、フランス・ロマン派音楽を愛する人たちを虜にする独特の魅力を持っています。</p> <p>　SP期に録音された往年の歴史的名盤としてティボー(vn)、コルトー(p)ほかのものがありましたが、出品のデュメイ&amp;コラール盤はそれから半世紀以上を経て再びフランスのソリストによって録音された、このコンセールの現代における最高の演奏の一つと言ってよいものです。ロマンティシズムとしなやかで洒脱な感性を見事に組み合わせてまとめ上げた名演。1980年デビュー、現在もフランスでの活躍が多いアメリカのカルテット、ミュアー弦楽四重奏団も、デュメイとコラールに触発されてか、フレーズの端々にフランスの香りを漂わせたフレッシュな伴奏でソリストを支えています。</p> <p>　カップリングはデュメイ&amp;コラールに、ブルーノ・パスキエ(va)、フレデリック・ロデオン(vc)が加わった、フォーレのピアノ四重奏曲第1番です。フランス近代の室内楽を愛する方、またデュメイやコラールの演奏をお好きな方に、ぜひ一聴をお勧めしたい逸品ディスクです。</p> <p>　現在入手が至難の稀少盤です。お探しの方はこの機会にぜひお求め下さい。中古品ですのでノークレーム・ノーリターンでお願いします。<b>発送はご入金いただいたのを確認次第、できるかぎり速やかにお届けできるよう心掛けています。名古屋からの発送ですので全国どこでも数日程度でお送りでき、お待たせすることはありません。また発送方法のご希望にも対応させていただきます。</b>必ず<a href="javascript:void(0);">自己紹介の方</a>をご覧下さい。なお、他にも出品をしておりますので、そちらものぞいてみてください。 </p>