上田 桑鳩（うえだ そうきゅう、1899年〈明?治32年〉5月11日 - 1968年〈昭和?43年〉9月4日）は、日本の書道家である。 前衛書道の分野でよく知られる。本名は上田順（旧姓:藤田）。 <br> <br>兵庫県三木市（旧美嚢郡吉川町）奥谷出身。二松學舍専門学校卒。 <br> <br> <br>1929年(昭和?4年)に比田井天来の門に入り、天来の下で多様な古典を学習し、1930年（昭和?5年）第1回泰東書道展に出品した「臨黄庭経」で文部大臣賞を受賞した。二松學舍専門学校卒後、1933年(昭和?8年)に金子亭、桑原翠邦らとともに書道芸術社を設立し、また「書道芸術」を創刊して造形としての書について論を発表。1937年(昭和?12年)に大日本書道院を、1940年(昭和?15年)には奎星会を結成し、同年に死亡した師天来死後は、「臨書研究」などの古典研究を行い、終戦後に「書の美」を発刊する。 <br> <br>1951年(昭和?26年)に日展に出品した「愛」を巡っては論議が起こり、1955年(昭和?30年)に同展を脱退する。晩年には、1968年(昭和?43年)に発表した「鳳」など顔料を使った書作を試みたほか、海外の芸術展にも参加した。1968年に死去。享年70（満69歳）。従五位に叙せられた。 <br> <br>サイズ　横幅　105.5センチ　縦長さ　58.5センチ <br> <br>色紙　まろひかる古碑のあたりはきりぎりす <br> <br>この作品は <br>上田桑鳩真作?であることを出品者により保証いたします。