<div> 名古屋スズキバイオリン製のスリーエス W-40の出品です。 </div> <div> <br> </div> <div> 名古屋スズキバイオリンは日本製アコースティックギターの先駆けのメーカーですが、1980年代にギター生産から撤退し、その後ビンテージとして価値が上がっている状況でしたが、数年前約35年ぶりにドレッドノート型のアコースティックギターW-450がリニューアル復刻版として製作・販売が開始されました。Three S 贔屓としては、うれしい出来事でした。 </div> <div> 当時のモデルにW-450というモデルはありませんでしたので、W-400とW-500の中間といったモデルの位置づけでしょうか？W-450の価格は88,000円でした。しかし、仕様はほぼそのままでW-460にリニューアルされ、価格は110,000円に改定されました。勝手な私の推測ですが、最近の物価上昇で値上せざるを得なかったのではと思います。 </div> <div> <br> </div> <div> さて、今回出品のW-40です。 </div> <div> 目にする機会が多いW-400はD-41モデルですが、W-40は飾りの部分をシンプルにしたD-35モデルなっています。 </div> <div> W-400はトップにジャーマンスプルースの単板を採用しているので、W-40も同様の仕様と思います。 </div> <div> 現在のレギュラーのD-41はシトカスプルーストップですが、74年まではD-45同様、ジャーマンスプルーストップでした。 </div> <div> ジャーマンスプルースはかなり値が張り、アディロンに次いで高価な材で、最近は楽器に使えるグレードのジャーマンスプルースは年々希少になっていると言われています。ドイツ松は古くからバイオリン、ピアノの響板などに使われていた、とても歴史のあるトーンウッドです。 </div> <div> <br> </div> <div> 名古屋スズキバイオリンは、日本で最初に弦楽器を制作し、フォークブームでアコースティックギターが飛ぶように売れていた時代でも、一台一台丁寧に誠実なギター作りを最後まで貫いたメーカーです。 </div> <div> 本機のネックジョイントは高い技術を必要とする、ダブテイルジョイント（あり溝継ぎ）です。 </div> <div> <br> </div> <div> シリアル番号から1977年製と推察されます。 </div> <div> サイド・バックはローズ合板という仕様ですが、素性の良さと50年近いのエイジングにより、よく鳴ります。ストロークするとお腹にビンビンくるくらい。名古屋スズキバイオリンの単板モデルはどれも良く鳴ります。 </div> <div> ドットインレイやサウンドホールのパーフリング、トップまわりのバインディングやネックのバインディング、黒のピックガードもD-35を踏襲しています。バックはもちろん３ピースです。チューナーも <span>ロトマチックタイプのグローバータイプのペグになっています。</span> </div> <div> <br> </div> <div> <span>トップ少し焼けていますが50年近く前の製造年ですので年代相応と思います。</span> </div> <div> <span>ボディ下部に大きめのキズがありますが、サウンドへの影響はないように思われます（写真9）</span> </div> <div> <span>ネック裏に修理痕があります</span>（写真9） </div> <div> 年代的にキレイな方ですがその他にも小キズやスレがあります。 </div> <div> 弦高は６弦側約3mm、１弦側約2.5mmです。 </div> <div> <br> </div> <div> 渋好みのこのギターの良さが分かって頂ける方に落札して頂きたい！ </div> <div> <br> </div> <div> 弦などの消耗品は、落札者様でご用意願います。 </div> <div> ハードケースは金具のサビや表皮の剥がれがありますので輸送用とお考えください。 </div> <div> 発送につきましては、宮城から宅配便200cmを予定しています。 </div> <div> <br> </div> <div> <div> 梱包材はリサイクル材も使用します。ご理解お願いします。 </div> <div> 中古品である事をご理解頂き、当方に瑕疵があったとしても、ご自身で責任持って修繕等ご対応いただける方のみご入札頂き、ノーリターン・ノークレームにてお願いします。 </div> <div> お取引のご連絡は２日以内、入金は3日以内にお願いいたします。ご連絡を頂けない場合、落札者都合でキャンセルさせて頂きます。 </div> <div> マイナス評価の多い方の入札は、評価の内容により、入札削除をする場合もあります。 </div> </div>