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はじめに注意喚起を・・・
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昨今出品した覚えの無いサイトで格安販売されている物を複数発見しました。
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こちらは一点物なので現状複数のサイトでの同時販売は行っておりません。
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最近流行のフェイクサイトですので、騙されないようくれぐれもご注意下さい。
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また、御落札頂いたのち48時間以内に御連絡および決済を頂けない場合は
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落札者都合での削除とさせて頂きますので、あらかじめ御了承下さい。
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なお、現在出品中のハム2ペアで手持ちの線径0.071mmのコイルを使い切ってしまいましたので、
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現在出品中の2点が売れてしまいましたら自身の納得のいくコイルが入手出来るまで、
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また暫くお休みを頂く事となろうかと思います。
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(0.069mmであれば安定的に入手できるのですが、なにぶん凝り性の為そこは妥協したく
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ありませんので。)御容赦下さい。
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以下、商品説明
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手巻き PURE-BUCKER ADVANCE MK-Ⅱ (Gibson Duncan PAF系からのリプレイスに!)の
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出品となります。
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同時出品中のPURE-BUCKER ADVANCE PURE-90 ADANCEと合わせて
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世界初の仕組みを有する選択式ハイブリッドハムバッカーとなります。
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(一度世に出す以上はそのうち業者さんや個人ビルダーの方に模倣されてしまう
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可能性が高いと思いますので、
<span>自身が最初に考案かつ形にしたという</span>
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<span>爪痕を残したいという</span>
<span>意味合いを兼ねての出品となります。)</span>
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*ボビン材ブチレートは比較的柔らかめの樹脂という事もあり
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ボビンの表面や金属パーツには製作に伴う傷がございます。
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ご容赦下さい。
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<br>
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当方自身のハンドメイド品で、
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今回のモデルは特に製作に手間と神経を要し、かつ現状世界を見渡して私の知る限りこの様は
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<span>仕様は</span>
<span>存在しない</span>
<span>世界初仕様のハムバッカーとなっております。</span>
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従来の標準モデルには存在しない単線部分にはアメリカから輸入した
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1940年代の
<span>WE(</span>
<span style="COLOR: #5F6368;FONT-WEIGHT: BOLD;">Western Electric社製)</span>
<span>配線材を各2本ずつ</span>
<span>使って</span>
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<span>おりますのでこちらのモデルは標準モデルよりも4000円程高くなっております。</span>
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<span>4芯線でサクッと済ませれば良さげですが、凝り性という事で線材にも</span>
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<span>拘りたかったので・・・</span>
<span>御容赦下さい。</span>
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現在別途出品中のPUER-BUCKER ADVANCE(リア)と今回のMK-Ⅱとの違いは
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ADVANCEが標準モデルリア①とその片側ボビン(スラグ側)に微量にコイルを巻き
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足したUn-Matchedコイルタイプの出音②の2種の選択性ハイブリッドであるのに
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対し、今回のMK-Ⅱ(マークⅡ)は
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①標準モデルの出音
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②標準モデルの左右のボビンから均等に50ターンずつ(合計100ターン)
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巻き減らしを行ったパワーダウン版PURE-BUCKERの出音
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③標準からスラグ側ボビンのみ50ターン巻き減らした出音
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④標準からスクリュー側ボビンのみ50ターン巻き減らした出音
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以上の4種のハムバッカーサウンドを一つのハムバッカーから出音可能とした
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選択式ハイブリッド・ハムバッカー(自身で勝手にネーミングしました)の
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最終形態となります。
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ただし、ADVANCEが2種の出音がスイッチポットで切り替え可能であるのに
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対し、今回(MK-Ⅱ)は前述の出音①(標準)と②(左右合計100ターン減らし)の
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切り替えを行う為にはそれぞれ独立した異なるアース線2種を使う必要が
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ありますので①と②はスイッチポットでの切り替えが出来ません。
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その為、今回のMk-Ⅱで4種の異なるサウンドを出す為にはその都度
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裏蓋を開けて配線をいじる必要があるものとお考えください。
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理論的にはアース配線がそれぞれ共通の①と③、②と④は
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切り替えが可能かと思いますがまだ実験していない為、より確実性を
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求めるならば上記(出音切り替え時にその都度配線を変える)を前提として
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ご検討頂ければと思います。
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(その都度配線を変える手法では既に4種の音出し確認済みです。)
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また、ADVANCEは標準+巻き足し分αがMAXの出音レベルであるのに対し
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今回のMK-ⅡはMAXの出音レベルが標準モデルレベルとなりますので
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最大出力的にはADVANCEの方が幾分大きいです。
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一方で、可動域(出音レパートリー)の方はMK-Ⅱが4種となりますので
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こちらに軍配が上がるといった具合です。あらかじめ御留意下さい。
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以下に配線の方法を記載します。
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★①標準モデル①の出音方法
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:シールド線の先端を束ねてある網線部分をPOT裏に半田付けしつつ
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シールド線の芯線部分をPOTのHOT接続用の爪に結線。
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★②左右ボビン50ターン(トータル100ターン)減らしたサウンド②の出音方法
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:シールド線の先端を束ねてある網線部分(アース線①)に加え、もう一本の
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アース線(WE単線2本のうち縞模の緑が細く全体的に白っぽい方)をPOT裏
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に半田付けし、HOT線としてもう一方のWE単線(縞模様の緑が太い方)を
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POTのHOT結線用の爪に接続。
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この時アース線(網アースと単線アース)の2本がPOT裏に接続する形となり
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ますが、巻き数を減らした方のアース線(単線アース)の方が優先され、
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そちらが出音されます。ただし、ピックアップ本体(ベースプレート)にアースを
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とっているのは標準モデルのアース線(網線部分)のみとなりますので、
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ピックアップ本体からのノイズを消す為にはPOT裏には前述の2つのアース線
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を両方半田付けする必要があります。
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★③標準モデルからスクリュー側のコイルのみ50ターンだけ
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減らしたサウンドの出音方法
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:②と同様にシールド線の先端を束ねてある網線部分(アース線①)に加え、
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もう一本のアース線(WE単線2本のうち縞模の緑が細く全体的に白っぽい方)を
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POT裏に半田付けする一方で、HOT線としてはWE単線ではなく網線の
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芯線部分をPOTのHOT結線用の爪に接続。
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★④標準モデルからスラグ側のコイルのみ50ターンだけ
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減らしたサウンドの出音方法
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:①と同様にシールド線の先端を束ねてある網線部分(アース線①)のみを
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POT裏に半田付けする一方で、HOT線としてはWE単線(縞模様の緑が太い方)を
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POTのHOT結線用の爪に接続。
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なお、POTに結線する事の無かった配線材の先端部分は紙テープなどで
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コーティングするなどして絶縁して下さい。
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(WE単線:1940年代の米WE社のパルプクロス・ブラックエナメル皮膜単線の事を
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指します。)
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なおパワー感の指標である直流抵抗値は100ターンの差を有する①と②は
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0.6~0.8kΩ程の差となり、50ターンの差となる①と③④ ②と③④は
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それぞれその半数である0.3~0.4kΩ程の差となります。
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③と④はどちらのボビンを減らすかの違いなのでトータルの数値は同じです。
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(数値は計測時の気温や湿度によって幾分変化します。写真3枚撮影時の気温は
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15度でした。)
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最後の巻き線機は付属致しませんのでご留意下さい。
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商品はピックアップのみです。
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ピックアップ製作暦は今年で13年目となりますが、基本的に
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納得のいくコイルが手に入った時にしか作る事が出来ません。
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とはいえ、根が凝り性という事もあり、使用するコイルや製作時間
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(主にコイルの巻き時間)に関してはどこの業者さんよりも時間をかけて丁寧に
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巻いているという自負はあります。
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コイル巻きはツマミで巻き速度がかなり細かく調整出来るワインダー(巻き線機)で、
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コイルが伸びない必要最小限かつ均一なトルクを保ちつつ、巻きムラが起こらぬよう
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コイルの残像が見える程度の超低速にて基本的に1ボビン2~2時間半程かけて巻きますので、
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どうしても1日1ボビン
<span>しか巻けない点が最大の難点ではありますが、少なくとも私の聴覚上は</span>
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<span>やはりオリジナル同様にトルクは均一かつローテンションの音が良さげに感じます。 </span>
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<span><br></span>
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<span>オリジナルP.A.Fと初期ナンバードはSlug 101という</span>
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<span>ワインディングマシーン+指送りで巻かれており、このオリジナルの工程ですと</span>
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<span>手巻きの際に最も重要視されるコイルガイドを行う右手のみに全神経と意識を集中させる</span>
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<span>事が出来ますので、要となる右手の工程が粗雑になり</span>
<span>難いという点が大きな利点かと思われます。</span>
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<span> </span>
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<span>逆に手動巻き等によりトルクが不均一な巻き方をしますとどうしても隙間に空気が入り込みますので、</span>
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<span>音にボソボソとした雑味が入ると同時にハウりやすくなる様に感じます。</span>
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コイルの方は今回も随分と前に仕入れたのちP-90用に保管しておりました一般的な
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42ゲージの規格内でも最大線径となる0.071mmコイルで巻いております。
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現在はUSA製でも最大線径が0.069mmまでの物がその殆どを占める様に
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なってしまいました。
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(ヘビーフォームバーであれば現在も0.071mmの物が手に入りますが、
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それですとアタックの際にポリ皮膜同様、特有のトゲトゲしさがある為
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やはりP.A.F系にはエナメル皮膜かなと感じてます。)
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理論的には線径が太い方が短音の太さが増し、かつ歪ませた際の躍動感も
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増すように感じます。(私感)
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標準モデルの巻き数はオリジナルP.A.Fを分解して抵抗値の測定から左右ボビンの
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おおよその巻き数を推測→そこに私個人の趣向をブレンドしたものとなって
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おりますので非公開とさせて頂いておりますが、13年前に製作していた
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初期型よりも若干巻き数を増やし、幾分パワー感を増幅したモデルとなって
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おります。
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なお、ハムバッカー最大の欠点であるハムキャンセル時の副作用
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(左右のコイルから出る信号の相殺)を最小限に抑える為にコイルの
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巻き方にも少し工夫を凝らしつつ巻いております。
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<br>
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なお、P.A.Fを分解した際の記事は以下のブログの方に載せておりますので
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気になる参照頂ければと思います。
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(出品物は自作品となりますのでご注意下さい。)
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http://takabon25.seesaa.net/article/486680465.html
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リード線はフロントが30cm程
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リアは3本それぞれ26~27cm程あります。
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マグネットはPAFと同じ仕様のun-orientedアルニコⅤマグネット
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(59年頃から登場)を搭載。
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(磁曲線が1方向のみでは無く他方向にランダムに発生)
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弦間ピッチはフロントリアともにギブソンピッチの49.2mm。
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カバーはニッケルシルバー・メッキ無し(表面に汚れや小傷あります)をチョイス。
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DMCのPUカバー等と比べると細部への拘りは劣ります。
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オマケ程度とお考えください。
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取り付けネジ2本はお付けしますが、バネは切らしており付属できませんので
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落札者様御自身でご用意頂きます様お願い致します。
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音出し確認であればハンダ付け無しで行って頂けるかと思いますので
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ボビンを確認頂く為にハンダ付けはせずに発送致させて頂きます。
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気に入って頂ければ落札者様ご自身でハンダ付けして頂ければと思います。
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最後に、ハンドメイド品という事もありますので、音が気に入らない場合はいったん
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商品受け取りボタンを押して頂いたのち(そうして頂かないと入金処理がされない
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仕組みとなってしまいましたので・・・)、
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到着後7日以内かつ リード線がカットされておらず、カバーもハンダ未接着状態
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かつ返品送料をご負担頂くという3条件を満たされた方のみ返品と
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一部返金(返品荷物受け取り後となります)にも対応させて頂きます。
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ただし、その場合の返金額は商品代金から落札手数料(商品代金の10%)を
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差し引いた額となりますので、その点ご注意下さい。
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またトラブル防止の為、返送は追跡機能のある方法でお願い致します。
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(レターパックプラスで結構です。)
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発送はレターパックプラス(送料全国一律520円)を予定しております。
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落札代金と送料の合計金額の御負担をお願い致します。
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土日および祝日は郵便局が閉まるのでその場合は週および祝日が明けてからの
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発送となりますが、現在自身のギターに搭載している為、平日であっても
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取り外しと梱包の為発送まで2~3日頂きます。
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それではご検討頂けますと幸いです。
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<br>(2023年 10月 10日 16時 36分 追加)
<br>ハイブリッドハムバッカーでGoogle検索を行ってみたところ、Freedom Custom Guitarというメーカーさんから既にHybrid Humbuckerという名でハムバッカーが販売されている事が分かりました。ハイブリッドという言葉自体はHybrid=「組み合わせる」という意味をもつ英単語であり、商標登録されている訳ではないので、今回の説明文はそのままにしておきますが、Freedomさんの販売されている物(シングルコイル-高出力ハムのタップ構造)と今回の私の物(出力の異なるPAF系ハムバッカーの組み合わせ)とでは構造的にも出音的にもまるで別物となりますのでその点御留意頂ければ幸いです。
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<span></span>
<br>最後の写真(線径0.071mm)のコイルは付属致しませんのでご注意下さい。
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<span> 同時出品しておりましたADVANCEモデルの方は既に落札頂きお取引成立致しました。</span>
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