<font size="4" face="游ゴシック"> <b><br> ●製作年:1846年<br> ●素材:ハードペースト（硬質磁器）<br> ●フォーム:クープ<br> ●サイズ<br> カップ<br> W:9.5cm<br> H:5.5cm<br> ソーサー<br> W:15.5cm<br> H:3cm<br><br> ●ルイフィリップがフォンテーヌブロー宮殿で使用するためにセーブルに製作させた食器セットの一部（私邸）<br><br></b> ルイフィリップはセーブルの大きな後ろ盾ではありましたが、プライベートというよりは各所の宮殿で使用する為の大型セルヴィスを多く<br>製作依頼していました。特にフォンテーヌブロー宮殿で使用する為に製作させた、アラベスクと動物がボーダーに描かれた公邸バージョンの<br>パターンは非常に有名ですが、今回のバージョンは見たことが無い人もいらっしゃるでしょう。<br><br> こちらは私邸バージョンであり、より特徴的なボーダーラインが面白いポイントです。 <br>メインルームではなく、直接宮殿に仕えている者たちの職務室等、内的に使用することを目的としていました。<br>生い茂る森林の合間に飛び交う鳥たち…葉や鳥の配置は規則的であり下地は転写となっていますが、それぞれの彩色はカップソーサー毎に<br>異なるという点は<br>面白く、手が込んでいます。また楕円のリザーブにおいてはそれぞれが完全に手作業であり、この1セットでもやはり相当時間を要したことに変わりはありません。<br><br> 初期のルイフィリップからの注文書には、「ルネサンス様式の浮彫を施すように」との記載がありましたが、最終的には採用されない形となりました。<br>しかしメインで知られている複雑に絡み合う葉やアラベスク文様、駆け回る動物たちだけでなく今作のような森林と鳥…如何にもそれはフォンテーヌブローの<br>広大な森を連想させ狩猟という意味合いではまさに相応しい装飾になったと感じます。<br><br> 金彩の擦れや傷も見受けられない素晴らしいコンディションです。鑑賞としても、時折贅沢に使用しても良いかと思います。<br>19世紀?のセーブルにおける格式高い一客をこの機会に是非ご検討ください。<br><br> <b>●取引について</b><br> ・商品到着後は品物をよく確認していただき、「受け取り完了」連絡を行い、取引を完了させてください。<br> 何かご不明?な点がございましたら、取引メッセージにて連絡をお願いします。<br> ・落札後の連絡は48時間以内に、また入金におきましても特別な事情がない限り、72時間以内に必ずお願い致します。<br> ・入札後のキャンセルは原則お受けできかねますので、よくご検討下さい。<br> ・発送は最短を心がけておりますが、仕事や出張の都合上、数日猶予をいただくことがございますのでご了承ください。<br> ・落札後の一方的なキャンセルに関しては、落札者様都合でご入札を削除させていただきますので、オークションのシステム上<br>自動的に【悪い】評価がついてしまいます。予めご了承くださいませ。<br><br><br> <b>●発送方法</b><br> ゆうパックで発送いたします。送料は無料とさせていただきます。<br></font>